肥マツくん
ダイニングテーブル肥マツくん!
お客さまの持ち込み材、料亭の床間だったようです。
巨大もきょだい、仕上がり2300でどうか勘弁してください。。
その木道楽は極道かもしれません。
最近のものでも20年前、古いものは40年前の材ばかり。
ご自身で材を買い付け、
全国の有名な工芸家に挽き物や刳り物を作らせてきたそうです。
そのコレクション拝見しました、
名前を聞いてびっくりの作ばかりでした、、。
(50cmの盆には、1mの材が必要だったそうな)
とくに肥マツには思い入れがあるようです。
何十年も使い込んだ盆を見せていただいたのですが、
塗装なしで、まるで拭きうるしの木肌です。
ああいや強いて言うなら、仏像のあの黒光りする肌です。
たくさん勉強させていただきました。
年内、鉋の台直しよろしく、ちょこちょここそいで面を出していきます。
両サイド朋木で接ぎ合わせるので、念には念をいれて。
じっくりじわじわ、、そんで年明けには一気に勝負です。
適当なマホガニーもあるのに、
あえて希少な材をご指定いただきありがとうございます。
(これから先こんな材を使えることないやろう、経験しときとのこと)
精一杯良い仕事をさせていただきます。
by kaguno-ongaku | 2008-12-01 20:22 | 夜を日につぎ, blog